2001年10月31日(水) 06:30

フィッシャー外相:「ドイツとフランスはEU改革を推進すべき」

パリ(ロイター)

ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相の見解では、ドイツとフランスは欧州連合(EU)が拡大後も機能不全に陥らぬよう、EU改革の推進力とならねばならないという。両国の協力はEUの更なる発展において決定的重要性を持つ。これはEUが現在の15カ国から最大30カ国に拡大した状況でも当てはまる、とフィッシャー外相は火曜日、フランス議会で外交官や政治家を前に語った。フィッシャーは、EUが国民国家の連邦国家へと更なる発展を遂げるべきであり、個々の国家の構成体となってはならないという自らの主張を強調した。

EUは現在、10の東欧諸国ならびにマルタおよびキプロスと加盟協議を行っている。最も進展している国々との協議は2002年に完了する予定である。新規加盟国の受け入れは2004年開始を目標にしている。

原題:Fischer: Deutschland und Frankreich sollen EU-Reform antreiben